南Side


透也さんが男の子達に渇をいれてるのを見て、一人置いてけぼりにされた真太郎に声をかけた。


「真太郎。」

「どうせ俺はのけ者だよ……。」


先ほどは人間だったのに今は黒猫の姿だ。

御座で丸まっていて表情は見えない。


「もしかして…拗ねてる?」

「…認めたくないけど。」
ボソリと呟くともう寝ると言って歩いて行った。


「なんか新鮮な反応…。可愛いかも。」