【凍結】五人の守護者



「アンタ…!!」


先ほどまでの物腰柔らかそうな表情は消え、目を見開いた。

「真太郎、あの双子を探して来い!早く!!」

「あ、ああ。分かった!」


真太郎は人間の姿になり、走って行った。

双子は誰のことなのか知らないけど、今はそれどころじゃない。


「アンタ、これどうした?」


腕にある龍を指差す。

「知らない…さっきまで気づかなかったし…。」


そういうと透也さんは考えるように龍を見た。