小さな時から一緒だからか習慣になってしまっている。


「暑いね。」


眠そうな真太郎の頭を撫でる。

すると気持ち良さそうに眠りについた。


「! ……?」


一瞬目を見開く。

真太郎が男に見えたような…。


確かに真太郎はオスだ。

偶然なのか先祖さん達の時からオスの黒猫。


不思議に思ったが、

深く考えず、夏休みの宿題をすることにした。