なんとなく私は帰るのが遅くなるようにと店に寄っていると


「そんなに邪魔したいんですか?」
「い、いえなんでも。…すみません。」

「そうですか。……ふっ。」

_______

「ただいま…。」
ごめん真太郎。私、やっぱり無理だったよ…。

「真太郎居ますか?」

まさしく俺様!っていうより腹黒!


そんな人は私の周りにあんまり居なかったからな…。
とにかく慣れないわけだ。


「何か失礼なこと考えませんでしたか?」


眼鏡から覗く目とバッチリ合って、全力で首を左右に振った。