【凍結】五人の守護者



聞こえてきた声と内容は同じ。

ああ…事実なんだって。


さっき聞こえたのも本当なんだって。



それと同時に、

私が“普通の人間じゃないこと”を思い知らされた。

ピカッと窓から黒い空には似合わない光が数秒経って音を立てる。


私は聞こえた方の窓から空を見ると、少し雷が遠ざかっていくのが見えた。


「っ。」


「大丈夫!?」


猫のように丸まる彼の背中をさする。