―――――* 「ふぁ~ぁ」 現在7時30分 私は眠い目をこすって顔を洗う。 なぜこんなに早く起きてるかって!? (一般的にそんなに早い時間ではない。) 今日は久しぶりの仕事があるからだった。 久しぶりとは言っても1日振りだ。 私にとって1日仕事をしていないだけでも大きいものだった。 やっと高宮さんに会える!! キャーーー。 私は一人浮かれていた。 「お嬢様、出発のお時間ございます。」 玄関先から西島の声が聞こえた。