「御大将は無口なお方!!それでもなお、貴方様にあれ程、口をお開きになるのは……!!」 力強く拳をにぎしめ、目を輝かし私に熱烈に語りだす。 その熱烈さに少し怖じけづきながら私は聞いた。 「ところであなたは誰??」