私はレジのすぐ側においてあった、薄ピンクの扇子に目をとめた。 桜が散りばめられていてとても綺麗だった。 「それが気に入ったどすか??」 「えっ!?」 お店の人が私にガラスに入っていた扇子を取り出して見せた。