花畑の中で

*徳川*
大股で、御大将のいるあの部屋に進む。

私は………俺は……

2人に笑って暮らして欲しい。だから。

「御大将っ!!」

書物を読んでいた御大将がゆっくりとこちらを見る。

綺麗な顔立ち、男の私さえも惚れ惚れとしてしまうほど。

むっ!!なにを考えているのだっ!!私は!!

「御大将っ!!話しがあってここへときました!!!」