花畑の中で

「それにあんな御大将今まで見たことありませんでした。」

ふっと顔を緩め優しい笑みを浮かべた。

「……あんなって??」

か細い声で

消えてしまいそうな声だった。

「人を寄せつけない御大将に取り巻く壁が美沙姫様といるときだけないのですぞっ!!」

その言葉が余計に私を苦しめた。

「…で、も……。今は私……嫌われちゃったよ。前みたいに戻れない。」