花畑の中で

しかし徳川さんは振り返ることも問い掛けにも答えようとしなかった。

体から脱力感が一気に溢れだしペタンと冷たい地面に座り込んだ。

「……嫌われちゃったかな……。」

私は苦笑いをした。

「嫌だなぁ……ぁ。」

視界が滲み出し、溢れだした涙を止めることができなかった。

ただ、あの人に嫌われてしまうことが嫌で嫌で。