花畑の中で

私は龍神に触れたまま聞いた。

『……我が存在する意味はない。』

「えっ!?」

私は驚き龍神さまの顔を見上げた。

『生まれ落ちたその時には既にこの場におり、意味もわからずこの場を守り続けた。』

龍神さまは淡々と続けた
まるで人事のように。

『この場を守る意味は最初からなかったのだ。
もう……この場を守る事に疲れた。』