花畑の中で

聞きたくない……。

その場から逃げ出したいのに逃げ出せない。

濃姫さんは笑いながら続ける。

「天下をとるためにあのお姫様……龍神の巫女を側近になさったのでしょう??」

さらに織田さんに近づき肩に頭を乗せ甘える。

「あの子なんかより私にしませんこと??」