花畑の中で

すぐにわかったけど信じられなかった。

そのもうひとりは濃姫さんだった。

体をピッタリと寄り添いまるで誘惑をしているよう。

その光景を見て私は胸がチクリと痛かった。

そして心の中に黒くて醜い感情が溢れ出した。

「ねぇ……織田様ぁ??あの美沙とかいうお姫様……道具なんでしょ??」

え……??

道……具??