「両者が認めました。……証である口づけを。」

そっと顔が近づいて、キスをされる。

優しいキスでうっとりしてしまう。

名残惜しそうに離れた。

「これにて婚儀を終了いたします。」

整列していた人たちが崩れていく。

取り残されたのは森蘭丸さんと徳川さんそして私と織田さんだけだった。