まず、辺りを歩いてみようと前に進もうとするだけど体が重く感じ、こけてしまう。 「…いったぁ。」 立ち上がり、服についた土を払おうとする。 「あれ…??」 私が着ていたものは制服ではなく、十二単のような高価な着物だった。