窓の隅にぴたりと。テープで止めたのかB5サイズほどの紙が貼られている。
上から見下ろす形なので紙に書かれているであろう文字が読めなかった。
「……」
気になるものは気になるので、五十鈴はその窓の近くにある物干し竿まで降下した。
寂れた物干し竿がぎぃとがなり、少年が起きたかとハラハラした五十鈴だが、眠り続ける子を見て安心する。
飛び立つときは気を付けようと思いながら、五十鈴は窓に貼られた紙を見た。
白い画用紙に金色の額縁模様が書かれ、一番上に大きく、『賞状』と書かれていた。
二度読みから三度読みをし、その内容に五十鈴は知らずと胸を踊らせた。


