打ち合わせが終わった頃―――。 ホテルスタッフに連れられ、杏花が到着した。 「要!!これどういうこと!?」 「シ――ッ!ここは大声厳禁!な?」 「……な?って…。でも……」 杏花はかなり動揺している。 「俺からのサプライズ。とりあえず、まだツアー中だからな?甘やかされてればいいんだよ」 俺は優しく微笑んで、杏花の頬をそっと撫でた。 「……もう!!」 杏花は困ったようで それでいて、凄く嬉しそうな、 ………そんな表情をした。