するとさっきまで黙っていた畑が口を開いて七島に聞く
「俺らさ、絶対合格できるってっ!!」
「なんで?」
「笑う角には福がくるって言うやんっ!!」
「角じゃなくて門な」
あははっと笑いが響くなか畑はさらにこう言った
「じゃあ…笑う門に福限り無しやろ」
「何がじゃあやねんww」
話し合ってないわと畑をみんなでど突く
「俺らに笑いが絶えへんから笑う門に福限り無し、ね…」
佐々木が畑にしてはえらいやんと頭を叩いた
「俺らは、まだ頑張れるやろ」
それこそ空に葉を伸ばす緑のように…
佐々木がそんな事を言っていたとある日の帰り道
卒業まで後残りわずか……