帰りの途中も単語カードをパラパラ捲りながら帰っていると、クラスの奴らと七島たちと鉢合わせした
「倉沢意外に頑張るよなー」
「まぁ…努力家やからちゃう?」
「佐々木から見ても思う?」
「まぁな…」
「けど佐々木の印象が変わったのは倉沢やな」
そこでやっと自分の名前を呼ばれたのに気が付いて振り返った
「俺が何?」
「なんで佐々木と仲良くなったんかな?って」
あぁ…そんな事かー…と記憶を辿っていくとお互いの口からでたのは
「………傘か」
「傘やな」
あの時のことを思い出しふっと笑いがこみ上げた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…