踏ん切りつかへん俺の足に一歩をくれた


「お前はくだらん思うか分からんけど


それが理由」

きっとこれからも変わらん
好きな事を仕事にしたくて将来なんてあんま分からんけど

それでもー…

「くっ、くだらん訳ないやろっ!!」

「……そぅ思ってくれるなら嬉しいわ」

「俺は教師になりたくてT大行くけど…
俺にだって理由はある……っ!!」

佐々木が少し顔を赤らめながら俺に話す
てか、佐々木の夢って教師やったんや…
新しい佐々木の一面を知った気がした


「佐々木の理由を聞きたいな、あかん?」