隣の席



「なぁ?待つから。」

「え?」

「…大学居っても、待つから」

「…ぅん」

「むしろ会いに行くから」


「……じゃあ、あたしも待ってるね」

約束、と小指を出されてその細い指に自分の指を巻きつけた




「俺は夏輝ちゃんのこと大好きやから」