文化祭が終わり、 まだその興奮が冷めやまない頃 『乃愛ちゃん、おはよーっ!!』 「おはよう瑠唯くん」 『瑠唯っ!! いちいち乃愛に抱きついて 来るなっつてんだろ!?』 『あれ、悠弥いたの?? 気づかなかった~』 『てめえ……、 わざとやってるだろ』 『何言ってるかわかんな~い』 「まあまあ、」 あたしと悠弥が公認の恋人 同士になってからも 瑠唯くんは相変わらずよく あたしに抱きついて来る そんな瑠唯くんに悠弥が 突っかかって なんて、 こんな風景も日常になりつつ あった