「…好きだよ。 梨華のサバサバした性格も、意地っ張りな所も、意外と弱い所も、優しい所も、不器用な所も、笑顔も、泣き顔も、全部全部……大好きだよ」 智也はそう言って微笑んで、泣きじゃくるあたしを抱き締めた。 まるで、今までの分を埋めるかのように。 力いっぱい、苦しいくらいに。 逞しい腕で、大好きな香りで、全開の笑顔で。 ギュッ…と、抱き締めてくれたんだ……。