俺の首に腕を回し、ギュッと抱き付く。
乃亜の柔らかい髪が、俺の耳をくすぐる。
「…晴…愛してるよ。好きになってくれて、ありがとう…」
乃亜………。
言葉じゃ言い表せへんくらい、俺もお前を愛しとる。
愛しとるなんて言葉じゃ、足りひんよ。
……俺の方こそ、好きになってくれて、ホンマにありがとう……。
こんな子供みたいな俺を、これからもよろしく頼むわ。
俺のワガママに付き合えるん、世界中で乃亜しかおらんよ。
ほんで………。
乃亜を愛せるんも、世界中で俺しかおらんよ。
今回も勝手に、そう思うてええ?
――――乃亜、これからは、素直になるわ(笑)!!
★★END★★