もうすぐで18時になろうとする時間だった。
「ただいま」
ガチャっと玄関のドアの音が聞こえてすぐ翔の声が響く。
「おかえりっ、」
慌てて身体を起した私は玄関に向かい、翔の持っていた鞄を受け取る。
「ちょっとシャワー浴びてい?」
「うん」
スーツの上着を脱いだ翔の手からそれを受け取ると、寝室に行ってそれを掛ける。
暫く経って翔が出てくると、休む暇もなく服に着替え、鍵を手にした。
「美咲、いい?」
「いいけど、どこ行くの?」
「秘密」
鼻でフッと笑った翔は急ぐかのように駐車場まで足を進めて行く。
その後を掛け足で追う私は、これからどうするんだろうと言う疑問ばかりだった。
車内でもう一度聞く私に翔は「着けば分かる」とそればかり言って教えてはくれない。
だから私は着くまでの間、窓から見える景色をただボンヤリと眺めていた。
かれこれどれくらい時間が経った頃かも分からない時だった。
次第に見覚えのある街並みから綺麗な景色へと変わっていく。
いつだったか、一度だけ訪れた店。
そう、私が留学する前に連れて行ってもらった小奇麗なレストランだった。
「ただいま」
ガチャっと玄関のドアの音が聞こえてすぐ翔の声が響く。
「おかえりっ、」
慌てて身体を起した私は玄関に向かい、翔の持っていた鞄を受け取る。
「ちょっとシャワー浴びてい?」
「うん」
スーツの上着を脱いだ翔の手からそれを受け取ると、寝室に行ってそれを掛ける。
暫く経って翔が出てくると、休む暇もなく服に着替え、鍵を手にした。
「美咲、いい?」
「いいけど、どこ行くの?」
「秘密」
鼻でフッと笑った翔は急ぐかのように駐車場まで足を進めて行く。
その後を掛け足で追う私は、これからどうするんだろうと言う疑問ばかりだった。
車内でもう一度聞く私に翔は「着けば分かる」とそればかり言って教えてはくれない。
だから私は着くまでの間、窓から見える景色をただボンヤリと眺めていた。
かれこれどれくらい時間が経った頃かも分からない時だった。
次第に見覚えのある街並みから綺麗な景色へと変わっていく。
いつだったか、一度だけ訪れた店。
そう、私が留学する前に連れて行ってもらった小奇麗なレストランだった。


