木陰で木に身を預けるように立っていた その人は…。 なんとも言えないくらい カッコよかった。 風になびく髪が 太陽の光りを浴びて キラキラと光っていた。 『キレィ…。』 ??「んぁ…??あんた誰??」 無意識のうちに 声を出してしまった 男の子は 鋭いけど暖かい眼差しを あたしに向けた。