大好きだよ…。



―輝Side―


柚亜が死んでから
半年が過ぎた。


俺はあれから
荒れつづけたが


柚亜が

俺を好きだと言ってくれた。

だから柚亜が
好きだと言ってくれた

俺でいようと
決意して今にあたる。



柚亜にであったのは
秋の木漏れ日が

サンサンと降り注ぐ9月。


命をおとしたのは

冬風が冷たい2月。

4ヶ月くらいしか
一緒に

居てやれなかった。



柚亜。

俺はお前に
言えなかったけど


俺もお前のこと

好きだった…。





せめて天国では
楽しくて苦しみのない

生活をしてくれ。



柚亜ありがとう。








小さな幸せを









ありがとう。


大好きだったぜ。








Fin