「ヒロシ!聞いたかよ?」


ヒロシの両腕を掴み激しく揺さぶった


「聞いたよ!痛いから離してよ!」


興奮と喜びがまじりついテンションが上がり過ぎた


「ごめん、、」


そっと両腕から手を離し我に返ると



「でも、良かったね。僕達がバッテリーか~」


ヒロシもまんざらではない顔に、、、


「よし!明日頑張ろうな!」


意味もなく僕達は、熱い握手を交わしグラウンドを後にした。