青い空が夕焼けに染まり始めた頃、どうやら練習が終わりをむかえたみたい。


もちろん僕とヒロシ以外はユニフォームを土色に汚している

このチームでこれからやっていくんだなと思いながらも、不安になりつつある。
むしろ不安だらけといった方が正しいかもしれない。



【お疲れ様でした】


皆は、挨拶を交わしそれぞれ帰宅準備を始める



「レベルが違いすぎだよね・・・」


どうやらヒロシも僕と同じ事を考えてたみたい。

僕達は、暗い表情を浮かべながらグラウンドを後にした。