僕達は、家の近所にある公園にやってきた。



もう7時前だったせいか、灯りが灯されてた



「よーし、じゃあー投げるぞ。」



ピュっ---


父さんは、下からゆっくり僕にボールを投げた。



「わ、わぁ…」


後ろに逸らしてしまった



「ちょっと強すぎたかな…ごめん、ごめん。」



「大丈夫だよ。じゃあー今度は、僕が投げる番だね。いくよー。」


僕は、ぎこちない投げ方でボールを投げた。



「…どこに投げてるんだよー。」



精一杯投げたせいか、父さんを越えてボールは転々と暗闇に消えていく



「ごめんなさい…」


父さんは、ボールを追いかけて行った。