「気に入ってもらえて良かったよ。」



優しい父さんの笑顔。僕は、そんな父さんが大好きだよ。



「うん!ありがとう。」



満面の笑顔で僕は返す。



「良かったわね。誠。ずっと、待ってたんだもんね。」



母さんの笑顔は、なぜか…怖い…。



「父さん…ご飯食べたらキャッチボールしようよ!っね!良いでしょ?」


買ってもらったら、すぐに使いたくなる



「そう言うと思って、ちゃんとボールも買ってきたよ。だけど、少しだけだよ。」


さすが父さん!僕の事良く分かってる。


「やったー!」


僕は、急いでご飯を食べた。母さんに怒られないぐらいのスピードで…