少し小さめなグローブ。



子供用のグローブ。



僕が子供だから子供用…そりゃそうだな。



青いグローブなのに、僕には輝いて見えた。



「はめて良い?」



「おう。」



父さんは、そう言って靴を脱ぎ、母さんの所へ向かって行った。