胸が高鳴り、楽しみでずっとワクワクしていた。



球場に着くまで僕と父さんは、ずっと野球の話しかしてなかったような気がする。



「野球場って広いの?」


僕は目を輝かせながら父さんに言った。


「行ってからのお楽しみだよ☆」


父さんは笑顔で答えた。



「ちぇーまあいいや。早く着かないかなー」


僕は、父さんが運転する車の助手席で落ち着きなくずっと足をバタバタさせていた。