僕は、ずっとその場で躊躇している


謝らないといけない 。
でも、どうやって謝ろう、、、


そんな気持ちが僕を今、躊躇させる


「何してんの?早く入りなよ。」


躊躇している僕の後ろから声が聞こえてきた


「あっ、幸枝さん…どうも。」


被っていた帽子を取りペコリと挨拶を交わすと


「ほ~ら!早く行くよ!」


僕の背中を押しながら、グラウンドに入って行った