プレイボール~始まりの合図~

「ここ…どこ?」


そこは大きな木が何本も立ち、僕でも入れるぐらいのドカンが1つあるだけの空き地だった


周りには家も一軒もなく、ただ不気味さが漂う場所


夜だから、余計に怖さが増してくる


「ここ…どこなんだよ!!」


僕は怖さを紛らわすかのように大きな声で叫んだが、虚しく 響くだけ、、、


だんだん心細くなり、また涙が込み上げてきた