「空、綺麗だもんね」 フワッと笑った彼女に、目が離せなかった。 「あ、うん」 妹にあげようと思っていた写メは、いつの間にか俺の宝物になって。 いつからか、唯衣ちゃんを目で追うようになっていて。 恋ってものを知った。