ピピピピ… 朝、鳴り響く目覚まし時計を止める。 六時半。 「ふあぁぁ……」 あくびをしてから携帯を手に取った。 部活に入っていないあたしは、八時半に学校に行けばいいわけで…。 メイクとかもしないあたしは、七時半に起きれば余裕で間に合うわけで。 そんなあたしが早起きしてるのは、みんな意外って言うけど…恋のため、だったりする。