『不満があるなら言え、俺はそこまで気付いてはやれない。ただ… 俺はお前から離れたりしない。だから唯衣、俺から離れるのは許さない』 ざわつく校庭。 「別れたんじゃなかったの!?」 「え~、ショック……」 俺は、未だ状況を理解出来ていない唯衣にゆっくり近づいた。