パーフェクトキング~俺様なヒーロー~




少ししてから目に入った、明るい茶色の髪。



離れてたって、すぐにわかった。


だけど輝先輩は、気付くわけないよね。



そして気付いた。


隣にいる綺麗なひと。



新奈先輩。




「なんで…」




あたしには連絡くれないくせに、新奈先輩と喋ってるの?


あたしより新奈先輩のが良くなったの?




「っ……」



見になんて、来なければ良かった。