「えっと…カッコ良くて、強くて、ちょっと悪っぽいところ…かなっ」 葉月先輩、超わかります。 ていうか声まで可愛いんだなぁ…。 「次は渡瀬さんどうぞ!」 やだ、やだ…言わないで…! 先輩がマイクを口に近付ける。 そして、ゆっくりと口を開いた。