パーフェクトキング~俺様なヒーロー~




「おい」




急に後ろから呼び止められて、ビクッとして振り返った。



「渡瀬、せんぱ…い」




ずっと話したいと思ってたのに、いざ話せるとなると何も考えられない。




「あの…えと……」




バンッ




「きゃ…っ」




顔の横に手をついて、壁に押し付けられた。



怒ってる…。