「私、たまにどこかに飛んでいってしまってるらしいのですが…」


「よく、だね。(笑)」


「その子のこと、好きにならないでください…。

いや、あの、友達としては全然仲良くしてあげてくださいね?

でも、その…」



ギューーー



必死に話してる途中、優しい香りに包まれて。


「俺さ、その子のこと大好きなんだよね。
好き過ぎて、離れたくないし、ずっと一緒にいたいんだ。


汐莉と。」


「へ?えっと…」




清水んはその子のことが大好きで、
でも私と一緒にいたい?



「だから、俺の話をちゃんと聞いてね?」


ニコッと笑って言っている清水くんの頬はほんのり赤く、
初めて見る表情で。


「はい!あの…


私も……と、とうまくんのこと大好きです///」