「清水くん。」
うん!
やっぱりこれで合わせるのがいいと思います!
「…へ?」
「…え?」
目の前で何だか凄く喜んでいる清水くん。
そして、清水くんと手を繋いで楽しそうに踊ってる森くん。
あっ、訂正です。
踊ってた森くん。
何故か急に止まって、真の抜けた声がもれています。
周りのみんなは「あーあ…」みたいな感じで…
「どうしました?」
「し、汐莉。
汐莉はさっき、何て言った?」
「清水くん!ってはっきり聞こえるように言いましたけど。」
清水くんは私の言葉を聞いて、かなり落ち込んでしまいました。
私、なにかいけないことを言ってしまったのでしょうか…
「調子に乗りすぎて、森なんかと手を繋いで踊ってしまった…」
「なかなか楽しそうでしたよ?」
「フォローになってないよ…」
私はどうすればいいんですか?