えっと…
じゃあどこにいくのでしょうか?


「さぁ行こー!」


清水くんに手を引かれ入ったのは私たちの部屋。

みんなは清水くんたちの部屋へと向かったので
もちろん私と清水くん以外いません。





「やっとだ…。」


ぎゅうと抱きしめられ微かに聞こえた清水くんの声。

私もそっと清水くんの背中へと手を回してみたら
もっと抱きしめられる力が強くなって。




「やっと2人きりだよ。
誕生日に汐莉と2人きりになれないと思った。」