「あっ、ごめんなさい。
冬真ったらこんなことで怒らないで。(笑)」


テヘッと謝る森くん。

何で謝っているのでしょうか?


「…別に。

でも今度やったらその時はどうなるか分からない。」


なぜか清水くんの背後に黒いオーラが…
普段、見ない清水くんです。

なんだか新鮮です。(笑)



「さ、さてと、冬真の誕生日会をやりましょう!」



さぁ部屋に戻ろう!と言わんばかりにスタスタと廊下を歩いていく森くん。


「あっ!逃げたな!」と言う清水くん。


森くんと清水くん以外のみんなは
清水くんが森くんを追いかけていくのかなーと
思って部屋へと歩き出したんですが、


私は歩きだせません。



何でか分かりませんが、清水くんに止められているからです。



「森くんを追いかけないんですか?」


「うん。」


「部屋に行かないんですか?」


「ううん。」