森くんの次の言葉を待つみんなはシーンと静まりかえりました。


「あのな、」


ゴクン―

こっちまで緊張してきてしまいました。

なんしろ森くんのタメが長いんです。




「俺「おー、みんな揃ってる!寂しかったんだぞ!」



みんなの視線は森くんを飛び越えて、入り口の方へと移りました。



そこには、

「し、清水くん!!!」