とりあえず私たちは計画をたてることになりました。
でもやっぱり安達くんは静かで、安達くんの目の前にいる亜依ちゃんは静かだし、彼と目もあわせようとしていません。
「部屋割りは、女子と男子でいいよな?
あっ…
冬真と汐莉ちゃんは同じ部屋がいい?(笑)」
「ももも森くん!そんなことになったら……
私の心臓が破裂します……」
最後の方は消えてしまいそうなほどの小声で呟いた。
だって、恥ずかしいじゃないですか?
私だけ意識しているようで…
「本当は汐莉と同じ部屋がいいけどなぁ。」
清水くんなんてこんなに余裕なんですもん…
「幸輔?いつもにまして静かだな。
ツッコミが入ってこないぞ?」
「あ…うん。ぼーっとしてた。」