その後はもちろん２人で登校しました！


でも手とかは繋いだりしないんです…

やっぱりそういうもんなんですかね？








「おはよう！」


教室にはまだ数人しかいなかった。

その中には亜依ちゃんの姿もあって、私に気づいたのか駆け寄ってきました。



「しっおりー！早速、清水くんと登校か！

ラブラブだな～」


「は、はい///」


「素直に答えんなっ！(笑)」




えっ！
だって本当のことなんですもん。



「そう言えばスキー合宿のグループ、清水くん誘ったの？」


「はい！そしたら他の方も一緒になりました！」


「かっこいい？(笑)何て人？」


「確か森くんと安達くんです。王子様って感じです(笑)」



清水くんはヒーローですよ？
決して王子様ではありません！




「……安達 幸輔。」



私が清水くんについて話していたら、ふと亜依ちゃんが呟いた。


知り合いなんでしょうか？