つめたい、つめたい銀色の雨がやめば

やさしくて、あたたかい珊瑚色の雨がふれば

願いを叶える魔女の国へと続く、虹の階段さえ見つかれば



きっと

みんなが笑顔になれるのに・・・



当時のぼくは・・・あまりにも無知で、無力で

両親に、リルカに、ローザに

泣きながら、なんども、なんども

呪文のように、謝り続けることしか出来なかった・・・


車の窓ガラスにぶつかっては流れ落ちる

つめたい、つめたい銀色の雨を

うらめしく、思いながら・・・・・・